IPv6のトンネル方式の調査 – ISATAP

前回からちょっと時間が空いてしました><
続いてIPv6に接続するためのISATAPについて
調べたことを書きたいと思います♪

ISATAP (Intra-Site Automatic Tunnel Addressing Protocol)

ISATAPはIntra-Site Automatic Tunnel Addressing Protocolの略です。
何となく直訳すると「イントラネットでも自動トンネルしてくれる
トンネリングプロトコル。」といったとことでしょうか。

つまり、サーバがIPv4の、しかもプライベートアドレス※1しか
持っていない場合でもIPv6接続可能ということになります。
ISATAPルータがIPv4グローバルと、IPv6接続があれば
このプロトコルは利用可能ということですね~^^

◆ISATAP基礎

サーバがIPv4プライベートだけでも、ルータがISATAP対応していれば
ルータ経由でIPv6通信可能。ということです。

ISATAP動作詳細

ISATAPはルータがISATAP対応しているかどうかがキモです。
また、ルータが128bitsあるIPv6アドレスをどのように使うのかも
抑えておいたほうがよさげです!!

まず、128bitsある先頭64bitsはISATAPルータによって決まります。

64bits       32bits   32bits
+-----------------+--------+--------+
|       (1)       |  (2)   |  (3)   |
+-----------------+--------+--------+
(1) - ISATAPルータが決定
(2) - ISATAP識別子(0000:5efeで固定)
(3) - サーバのv4アドレスを16進に変換したもの

◆(1) プレフィックス
ルーティングは上位64bitsが関わってきて、
これはルータにお任せでオッケー。

◆(2) ISATAP識別子
識別子というくらいで0000:5efeの固定値です^^

◆(3) サーバv4アドレス
サーバのIPv4アドレスを埋め込みます。
例えば、192.168.10.1とかだと以下になります。

$ printf "%02x%02x:%02x%02x\n" 192 168 10 1
c0a8:0a01

さくらインターネットのprintfを使って計算♪

実際に導入するには!?

ISATAPを使ってIPv6を導入するにはIPv4/v6の
ネットワークに接続しているルータが必要になります。
これを準備するのはなかなかハードルが高そう。。

ISPなどでルータ運用している場合には
こういう構成をとることは可能なのでしょうが、
さくらVPSを利用してるだけの状態だと
なかなか準備が難しい環境かもですね。

ISATAP使う何かいい方法あるのかなぁ~。
ないよなぁ。。

まとめっ!!

ISATAPはルータがIPv4&IPv6のグローバルアドレスを持っていれば、
その配下のサーバはIPv4アドレスがプライベートでもIPv6ネットワークに
接続することが可能になるプロトコルです。

ただ、このISATAPルータを自前で準備するのはなかなか大変そう。。
ということでルータ運用している人向けで、さくらVPSユーザには
ちょっと敷居の高い技術であるようです。

何かいい方法ある人は是非教えてくださいっ!!

注釈メモと参考情報

※1 : 192.168.xxx.xxx や、10.0.xxx.xxx のような
インターネットに載らない社内ネットワークとかで使うアドレス。

■IPv4網にIPv6を通す 自動設定のトンネル技術(下)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NBY/ITARTICLE/20030801/1/?rt=nocnt

カテゴリーIPv6

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